MT-3608を使用したステップアップ昇圧モジュールは非常に効率が良いことで知られています。この中国製造のチップには数多くのセカンドソースがあるようです。調べてみました。続いてこのモジュールを利用しナイトライトに応用できることを確かめました。

MT-3608の代替ICチップについて
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MT-3608の名前のステップアップモジュールに使用されていたのは、XT1208というチップで調べてみると代替品・セカンドソースのようです。中国には他に次のような品番があるようです。

AP2008
FP9881
HM1548
IA1312
LP6218
MT2492
RZC3608
SDB628
SX1308
SY7208
SY7152
TCS9208
TCS9300
TCS9608
TD8208
TP3605
XT1208
51uiW51HiOL._SL1000_

MT-3608の4番ピンEN=enable/unenableをCDSで電圧制御して暗くなると昇圧するように改造した。
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 CDSは3528(~2MΩ)をENとGNDの間に入れる。VCCからは図には2MΩとあるが余っていた4.7MΩにした。CDSが無い状態ではenableとなり昇圧される。

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 CDSをつけると明るい所では、CDSの抵抗値が低下し、ENピンの電圧が0.4V以下で昇圧が停止して、VCC電圧がそのまま出力される。一方CDSを黒い袋で覆うとCDSの抵抗値が増大し、ENピンの電圧が1.5V以上になると昇圧を始める。出力にLEDをつなぐと一種のナイトセンサーとして動作する。

例)入力をLEDが光らない2.7V程度にし、昇圧出力電圧をLEDが光る3V強にすれば、暗くなるとLEDが点灯することになる。短所はスタンバイ電流が0.3~0.5mA程度あるので、バッテリーの消耗が起こることである。

EN=enable/unenable電圧は代替ICにより異なるようです。