kuriyan60

還暦くりやん旅に出る

若き時代にバッグパッカーとしてアメリカ大陸横断を果たしたくりやんが還暦を向かえ再び海外旅行に挑戦します。 また海外SIMなど個人旅行で必要な事柄を備忘録として記事にしています。

ステップアップ

17 9月

ステップアップ/ダウン DC-DCコンバータ HW-132 の検証

ステップアップ/ダウン DC-DCコンバータ HW-132 (XY-UP)の検証

Aliexpressで購入1個160円

HW-132
 入力はUSB/マイクロUSB端子またはVIN基板直付けが可能
 出力は2ピン端子またはOUT基板直付けが可能
 ※輸出電圧と輸入電圧のシルク印刷が逆ですね。
HW-132-2
1.Description:説明
USB boost/buck power supply module, powered by USB, adjust potentiometer to get the required voltage.

2.Features:特徴
1>.One button to turn off the output;ボタンを押して出力をOFFできる
2>.Supply ON/OFF display screen;ボタン長押しで表示のON/OFF
3>.Support low power mode;
4>.Support sleep mode;
5>.Support both standard USB and Micro USB and pads input voltage;
6>.Potentiometer with rotating handle.

3.Parameters:諸元
1>.Input voltage: DC 3.5-12V;
2>.Output voltage:DC 1.2-24V;
3>.Output power:出力電力を3Wに抑えないといけない!
Input 1.2-2V,output power within 2W;
Input 2V-20V,output power within 3W;
Input 20V-24V,output power with in 2.5W;
4>.Display:3Bit digital tube display;
5>.Size:80*20*14mm.

4.Use steps:使用手順
1>.Input voltage from Standard USB or Micro USB or ‘VIN+’ and ‘VIN-’;
2>.Turn ON display screen;
3>.Adjust potentiometer to get the required voltage;
4>.Connect load.

5.Application:応用
1>.Ordinary power supply;
2>.Battery charger;
3>.LED drive power;
4>.Instrument voltage display;
5>.Test meter;
6>.Circuit test;
7>.Power conversion.

6.Please Note:注意して下さい!
1>.It is not a high power supply, please use it within the power range.
 大電力供給ではありませんので、電力範囲内(3W以内)でお使いください。

7.Package:内容物
1>.1pcs XY-UP USB boost/buck power supply module

P_20200917_132215_vHDR_On
 使用されているチップは、7133-1 3.3V定電圧IC、その横にB628=B6280C SW用IC(本尊)、SS34ショットキーダイオードなど


HW-132(XY-UP)モジュールの使い方(英文動画)
 ロシア語の動作検証動画



動作検証
検証その1:入力5V固定、出力5V以下
P_20200917_145302_vHDR_On
 入力5.0V、出力5.0V/0.4A 2WではSW用ICの発熱は無し。

P_20200917_145611_vHDR_On
 入力5.0V、出力3.0V/0.4A 1.2WではSW用ICの発熱は無し。

P_20200917_150141_vHDR_On
 入力5.0V、出力2.6V/0.366A 1.02WではSW用ICの発熱は無し。

P_20200917_150345_vHDR_On
 入力5.0V、出力1.8V/0.418A 0.75WではSW用ICの発熱は無し。

P_20200917_150912_vHDR_On
 入力5.0V、出力1.0V(表示は0.9V)/0.493A 0.49WではSW用ICの発熱は無し。

検証その2:入力5V、出力5Vより高い電圧
P_20200917_151306_vHDR_On
 入力5.0V、出力8.1V/0.289A 2.34WではSW用ICの発熱は無し。

検証その3:出力12V
 入力を5~11V可変、出力12V固定で電子負荷を使って、出力電流を0.2Aと0.3Aで指で触ってICの発熱を調べたところ、入力電圧に関わらず0.2Aはほんのり暖かい程度であったが、0.3Aでは小指で触ると痛いと感じるくらいに発熱した。このとき3.6Wの消費電力なので定格オーバーとなっている。

出力電圧を高くする場合、出力電流は必ず消費電力の範囲に収めないといけない!
Input 1.2-2V,output power within 2W; 出力12Vなら電流0.16Aまで
Input 2V-20V,output power within 3W; 出力12Vなら電流0.25Aまで
Input 20V-24V,output power with in 2.5W; 出力12Vなら電流0.21Aまで

検証その4:出力電圧の安定度は非常に優秀
・入力電圧を変化させても、出力電圧の変化は見られなかった。
・電子負荷で電流を増減させても、出力電圧の変化は見られなかった。
・基板から発生する雑音はAMラジオに入るが十分離すと気にならない程度。
・LED表示電圧は、低電圧になるほど実際より低く表示

検証その5:出力電圧の波形
P_20200918_190251_vHDR_On
 入力5V、出力5V0.16A DSO150のACモード

用途
・5Vのモバイルバッテリーをより低い電圧で使う場合はOK
・5Vのモバイルバッテリーをより高い電圧で使う場合は消費電力は3Wまで
・電池(1.2V、1.5V、3V、3.7V、4.5V、6V、9V)の代替(定電圧電源)として使える。


9 1月

MT-3608 DC DC Step up モジュールに使われている代替IC

MT-3608を使用したステップアップ昇圧モジュールは非常に効率が良いことで知られています。この中国製造のチップには数多くのセカンドソースがあるようです。調べてみました。続いてこのモジュールを利用しナイトライトに応用できることを確かめました。

MT-3608の代替ICチップについて
P_20190109_191037

P_20190109_190936

P_20190109_183836

MT-3608の名前のステップアップモジュールに使用されていたのは、XT1208というチップで調べてみると代替品・セカンドソースのようです。中国には他に次のような品番があるようです。

AP2008
FP9881
HM1548
IA1312
LP6218
MT2492
RZC3608
SDB628
SX1308
SY7208
SY7152
TCS9208
TCS9300
TCS9608
TD8208
TP3605
XT1208
51uiW51HiOL._SL1000_

MT-3608の4番ピンEN=enable/unenableをCDSで電圧制御して暗くなると昇圧するように改造した。
P_20190110_131148


P_20190110_131220
 CDSは3528(~2MΩ)をENとGNDの間に入れる。VCCからは図には2MΩとあるが余っていた4.7MΩにした。CDSが無い状態ではenableとなり昇圧される。

P_20190110_130944
 CDSをつけると明るい所では、CDSの抵抗値が低下し、ENピンの電圧が0.4V以下で昇圧が停止して、VCC電圧がそのまま出力される。一方CDSを黒い袋で覆うとCDSの抵抗値が増大し、ENピンの電圧が1.5V以上になると昇圧を始める。出力にLEDをつなぐと一種のナイトセンサーとして動作する。

例)入力をLEDが光らない2.7V程度にし、昇圧出力電圧をLEDが光る3V強にすれば、暗くなるとLEDが点灯することになる。短所はスタンバイ電流が0.3~0.5mA程度あるので、バッテリーの消耗が起こることである。

EN=enable/unenable電圧は代替ICにより異なるようです。
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